成虫飼育(共通事項)
クワガタの飼い方
こちらでは、成虫を飼育する上での基本的なことをお話します。
成虫の寿命や次年度のブリードにも影響しますので、快適なクワガタライフを送るためにも、しっかりとクワガタの事を知っていただければと思います。
飼育する場所
まずは全てのクワガタに共通しますが、クワガタの飼育は屋内で行って下さい。屋外での飼育も可能ではありますが、外気温や湿度、害虫の存在を考えると屋内で飼育した方が楽ですし長生きします。更に屋外で飼育して逃げだしてしまった場合、生態系に及ぼす影響が計り知れません。どんなに国産のクワガタだとしても、産地が違えば特徴も大きく変わります。その地に住むクワガタを守るためにも、必ず屋内で飼育して下さい。
個別飼育
基本的にオオクワガタの飼育は、交尾させる場合を除いて個別での飼育を推奨しております。普段はおとなしいオオクワガタですが、1つの飼育ケースに複数のオオクワガタがいると傷付けあってしまう可能性があります。特にオス同士は喧嘩しやすいので同じケース内での飼育は避けてください。
成虫飼育時の準備物
①飼育ケース
サイズはお好みでOKです。換気孔が多すぎると乾燥(=早死に)の原因に!
②マット
未発酵のマットを使いましょう。発酵マットを使うとコバエ大量発生の原因に。ケースが大きいとマットを多く消費するのでご注意を!
③エサ(エサ台)
時期によって変わりますが、通常3日に1回はエサの確認を行いましょう。エサ台を使用すると転倒防止材にもなりますし、衛生的にも◎です。
④転倒防止材
転倒防止材は必須です。転倒した際に起き上がりを補助します。起き上がれず仰向けのまま長時間経過すると、体や四肢の異常をきたしたり、最悪の場合は死んでしまいます。
詳細は飼育の基本(飼育セット関連)をご覧下さい。